技術紹介 > シンプルステインマウスMAX-PO(Rat)について
2-2.染色結果
一般的な標識二次抗体に比べ、シンプルステインマウスMAX-PO(Rat)は、かなり高感度な検出が可能である事が認められました。また、パラフィン包埋切片においては、バックグランド染色も良く抑えられ、マウス組織に対する非特異的反応は認められませんでした。
HRP標識-抗Rat IgG
一般的な標識二次抗体を用いた染色。発色反応時間10分を要しても発色は弱い。 (組織:マウス腸間膜リンパ節)
シンプルステインマウスMAX-PO(Rat)
シンプルステインマウスMAX-PO(Rat)を用いた染色。発色反応時間2分でも強い反応が得られる。 (組織:マウス腸間膜リンパ節)
陰性コントロール
一次抗体は反応させずに、シンプルステインマウスMAX-PO(Rat)のみ反応させた陰性コントロール。バックグランド染色もみられず、マウス組織に対する非特異的反応は認められない。 (組織:マウス腸間膜リンパ節)