質量分析

メディカルサイエンスカレッジオフィス生命科学統合支援センター蛋白・分析化学チームが担当します。

稼働状況|ご依頼の流れ機器について分析について問い合わせ先

機器の稼動状況

2023年10月現在

ご依頼の流れ

1. お問い合わせ

お電話かメールにて蛋白・分析化学チームまでご連絡・ご相談下さい。
  →電話でのお問い合わせ 伊勢原キャンパス(730)(内線2553)
  →メールでのお問い合わせ ersc-lcms@※ml.u-tokai.ac.jp (※を消去して使用してください)

ご連絡いただきたい内容

サンプルをご用意される前に担当者と打ち合わせを行ってください。

2. 打ち合わせ

3. 依頼書の提出

打ち合わせを行ったご依頼のみ受け付けます。メールにて、依頼書のご提出をお願いいたします。

依頼書はこちら

提出先: ersc-lcms@※ml.u-tokai.ac.jp (※を消去して使用してください)

4. サンプルの提出

5. 分析・解析

途中経過は随時報告させていただきます。

6. 結果返却

可能な限りご希望に沿います

7. 依頼の終了・今後の相談

機器について

当センターではLCMS-IT-TOFとLCMS-8050の2台の質量分析装置を設置しています。

1. LCMS-IT-TOF (Shimadzu)

    主な用途:タンパク質同定、構造解析、精密質量分析
    機器について
  • イオン化方法:ESI
  • LC部:nanoLC, LC
  • 特徴1:イオントラップによるMSのn乗解析
  • 特徴2:nanoLCによる微量タンパク質の同定
  • 分析例
  • 機器導入時に行ったタンパク質同定分析

2. LCMS-8050 (Shimadzu)

主な用途:既知物質の定量分析、リン脂質など構造類似物質の一斉分析

機器について

分析例

準備中

分析・解析について

1. タンパク質同定解析(LCMS-IT-TOF)

サンプル CBB染色や銀染色また00は蛍光染色したゲルから切り出しを行ったバンド(スポット)
※前処理の過程でのケラチンの混入に注意が必要です.
分析方法 トリプシン消化後のペプチド断片をnanoLCにて分離し、溶出した画分をESIでイオン化し、スペクトルデーターを得る。
解析方法 Matrix science社のMascot softwareを使用します。Mascot検索では解析データをNCBI RefSeqやSwissProt等の既存のdatabaseと照らし合わせて有意な候補タンパク質をリスト化します。また、Mascot histogramは各候補タンパク質のスコア値分布を表します。
データ返却 通常はLCMSの全イオンクロマトグラムとMascot検索結果をお送り致します。論文投稿に必要な詳細なデータはその都度対応させて頂きますのでご相談下さい。

2. 定量解析(LCMS-8050)

サンプル 論文の手法に従った前処理済みの試料。
分析方法 同機器を用いて分析方法が確立されているものに限定させていただきます。
定量分析 高純度の標準品と論文などの分析条件をご用意ください。
解析とデータ返却 データ解析および報告書の作製など、可能な限りご希望に沿います。

お問い合わせ先

メディカルサイエンスカレッジオフィス生命科学統合支援センター蛋白・分析化学チーム
  メール :ersc-lcms@※ml.u-tokai.ac.jp (※を消去して使用してください)
  TEL :伊勢原キャンパス(730) (内線2553)
  質量分析担当 佐々木

分析例

機器導入時に行ったLCMS-IT-TOFでのタンパク質同定